初心者向けFXチャート分析の基本

ローソク足

2020/05/02

テクニカル分析チャート形状

[目次]

ローソク足

ローソク足の概要

ローソク足は、FXのチャート形状分析の中でも最もよく使われる分析方法で、始値(はじめね)、高値(たかね)、安値(やすね)、終値(おわりね)の4本値の値動きを表示したものです。 ローソク足は、日本で考案されました。現在では海外でも”キャンドル・チャート(Candle Chart)”のとしてよく利用されています。 ローソク足以外には、バーチャートやラインチャートなどが同様の値動きの推移を表すのに使用されます。

ローソク足の基本

ローソク足の1本1本は足(あし)と呼ばれ、表示中のチャートの期間により月足(つきあし)、週足(しゅうあし)、日足(ひあし)、1時間足(いちじかんあし)、15分足(じゅうごふんあし)などと呼ばれます。それぞれ1本が表示中の期間毎の始値、高値、安値、終値を表示しています。 始値から終値の間が太く表示され、「実体」と呼ばれます。実体から高値または安値の間は細く表示され「ひげ」と呼ばれ、それぞれ「上ひげ」、「下ひげ」と呼ばれます。 始値より終値が高いローソク足を「陽線」、始値より終値が安いローソク足を「陰線」とよび、別の色で表示されます。 ローソク足の実体と髭の長さにより以下の様に見ます。

陽線(ようせん)

陽線(ようせん)

始値より終値の方が高い場合を陽線といいます。 ローソク足の実体が長いほど、買いの勢いが強いと見ます。

大陽線(だいようせん)

大陽線(だいようせん)

陽線の中でも特に長い陽線を大陽線といいます。 買いの勢いが強くその後も買いの勢いが続くことの示唆になります。

陽線坊主(ようせんぼうず)

陽線坊主(ようせんぼうず)

始値=安値、終値=高値となる一方的に買いが強い状態足です。 買いの勢いが続くことの示唆になります。

陰線(いんせん)

陰線(いんせん)

始値より終値の方が安い場合を陰線といいます。 ローソク足の実体が長いほど、売りの勢いが強いと見ます。

大陰線(だいいんせん)

大陰線(だいいんせん)

陰線の中でも特に長い陰線を大陰線といいます。 売りの勢いが強くその後も売りの勢いが続くことの示唆になります。

陰線坊主(いんせんぼうず)

陰線坊主(いんせんぼうず)

始値=高値、終値=安値となる一方的に売りが強い状態足です。 売りの勢いが続くことの示唆になります。

十字線(じゅうじせん)

十字線(じゅうじせん)

始値と終値のが同じ場合を十字線といいます。 買いと売りの勢力が同じぐらいと見ます。 高値圏で出た場合は、買いの勢いを止めたと見て、反転下落の示唆になります。 安値圏で出た場合は、売りの勢いを止めたと見て、反転上昇の示唆になります。

上ヒゲ(うわひげ)

上ヒゲ(うわひげ)

高値が始値と終値と大きく離れている場合を上ヒゲといいます。 買い勢力が一度高値まで価格を上げましたが、その後売りの勢力の抵抗にあい大きく戻されたと見ます。 高値圏で出た場合は、売りの勢力が押し返したと見て、反転下落の示唆になります。

上影陽線(うわかげようせん)

上影陽線(うわかげようせん)

上ヒゲの長い陽線を上影陽線といいます。 買い勢力が一度高値まで価格を上げましたが、その後売りの勢力の抵抗にあい大きく戻されましたが、始値を割ることを許さなかったため、一旦は買いが優勢で終わったと見ます。 高値圏では、下落への転換の示唆なります。

上影陰線(うわかげいんせん)

上影陰線(うわかげいんせん)

上ヒゲの長い陽線を上影陰線といいます。 買い勢力が一度高値まで価格を上げましたが、その後売りの勢力の抵抗にあい大きく戻され、始値を割り込み、売りが優勢で終わったと見ます。 高値圏では、下落への転換の示唆なります。

下ヒゲ(したひげ)

下ヒゲ(したひげ)

安値が始値と終値と大きく離れている場合を上ヒゲといいます。 売り勢力が一度安値まで価格を下げましたが、その後買いの勢力の抵抗にあい大きく戻されたと見ます。 安値圏で出た場合は、買いの勢力が押し返したと見て、反転上昇の示唆になります。

下影陽線(したかげようせん)

下影陽線(したかげようせん)

下ヒゲの長い陽線を下影陽線といいます。 売り勢力が一度安値まで価格を下げましたが、その後買い勢力の抵抗にあい大きく戻されましたが、始値を抜けることを許さなかったため、一旦は売りが優勢で終わったと見ます。 安値圏では、上昇への転換の示唆なります。

下影陰線(したかげいんせん)

下影陰線(したかげいんせん)

下ヒゲの長い陰線を下影陰線といいます。 売り勢力が一度安値まで価格を下げましたが、その後買いの勢力の抵抗にあい大きく戻され、始値を抜け、買いが優勢で終わったと見ます。 安値圏では、上昇への転換の示唆なります。

ローソク足の組み合わせ

ローソク足は1本1本1本に意味がありますが、連続する複数のローソク足の組み合わせにより、相場の状況の認識に使えます。 2から3本で判断ができるので、エントリータイミングをとるのにも使えます。

窓(まど)

隣り合った2本のローソク足の間にすき間がある状態を窓(まど)が開いたといいます。空(くう)といったり、GU(ギャップアップ)やGD(ギャップダウン)といったりもします。株の場合、取引所が開いている日中しか取引がされないため、取引時間外に大きなニュースがあると、前日の価格から離れて窓が開いた状態で翌日の取引が開始します。FXの場合ほぼ24時間取引がされているので、あまり窓は空きませんが週末などに大きなニュースがあると、月曜日に価格が大きく離れて窓が空いた状態で取引がスタートします。 相場において窓開けは有名で、意識をする人が多いです。空いた窓は埋めるともいわれるため、窓の価格は意識されるため、強力なレジスタンス・サポートラインになります。そのため、窓の価格を背に取引することも可能となります。

はらみ線(はらみせん)

隣り合った2本のローソク足の、1本目のローソク足の長い実体のなかに、2本目の短いローソク足が入ってるローソク足の組み合わせをはらみ線(はらみせん)といいます。 1本目のローソク足の実体を母親とみたて、その中に2本目のローソク足を赤ちゃんとしてはらんでいる様に見たローソク足パターンです。 1本目のローソク足の長いローソク足が陽線の場合、高値圏で出た場合、反転下落を示唆します。 1本目のローソク足の長いローソク足が陰線の場合、安値圏で出た場合、反転上昇を示唆します。

抱き線(いだきせん)

はらみ線とは逆に、隣り合った2本のローソク足の、1本目のローソク足の短い実体が、2本目の長いローソク足の中に入ってるローソク足の組み合わせを抱き線(いだきせん)といいます。 2本目のローソク足のが、その中に1本目のローソク足を抱いていいる様に見たローソク足パターンです。包み足(つつみあし)ともいいます。 1本目のローソク足の短い陽線を2本目の長い陰線が包んだ場合場合、高値圏で出た場合、反転下落を示唆します。 1本目のローソク足の短い陰線を2本目の長い陽線が包んだ場合場合、安値圏で出た場合、反転上昇を示唆します。

毛抜き天井(けぬきてんじょう)

毛抜き天井とは、1本目のローソク足の高値と2本目のローソク足の高値がほぼ同じローソク足パターンです。レジスタンスライン(抵抗線)に戻されている、あるいはダブルトップのような状態のため、高値圏で出た場合、反転下落を示唆します。

毛抜き底(けぬきぞこ)

毛抜き底とは、1本目のローソク足の安値と2本目のローソク足の安値がほぼ同じローソク足パターンです。サポートラインに戻されている、あるいはダブルボトムのような状態のため、安値圏で出た場合、反転上昇を示唆します。


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